独立して1年経った頃、気付いたら新卒みたいな仕事してました。
独立後1年経過した頃、後輩と話をした際「先輩!独立して自由になってうらやましい!今どんな働き方してるんですか!?」と聞かれ、ふと考えて、、
「率先して掃除したり、議事録とって共有したり、飲み会のお店を予約したり、先回りして関係者の方が楽になるような雑務なんかをやりがいにしてるよ」
と答えたところ、、後輩が「それ新卒みたいっすよ!(笑)」と突っ込まれました。
「なんでそんな地味なことして楽しいんですか!?独立して自由なんですからもっと好きな時に好きな仕事をすればいいのに!!僕なんか今の仕事に物足りなさも感じてて、給料も上がりづらくて未来も見えないし、今のスキルでもっと稼げるところに転職しようかなとか考えてるっていうのに。。」と後輩
それこそ独立したてのころは『自由だ!』と思ってましたが、会社員を辞めてからは毎月の資金繰りに頭を悩ませる日々。主語はいつも「自分」で、頭の中はいかに自分が安定的に稼ぐようになるかばかり。
その頭の中には「クライアント」や「お客様」という以上に「自分以外の人」に対する意識がほとんど持てなくなっていました。同時に、自由になったはずなのに全く自由を感じることはできていませんでした。
今振り返ると、「会社員という枠組み」からは自由になっていたのかもしれませんが、「目の前の出来事や仕事、相手に対してどのような態度で接するかを決定する自由さ」自体を失ってたように思います。
別に「独立したから自由だ」とか、「会社員だから不自由だ」とか関係はないのだと今は思ってます。
目の前の仕事に全力で臨むかどうかの自由さから逃れて、自分のことばかり考え中途半端に仕事をしている限り、結局どんな立場をとってもそれは不自由であり、逆に目の前の出来事や仕事、相手に覚悟をもって向き合う決断をしている時は、自由であり続けるのだろうなと。
ということをこの1年で学ぶことができたので、再度イチから「関わる人たちが喜ぶことは何か?」「できるお手伝いは何ができるか?」を新卒の時以上にこだわってたら、新卒みたいなことをやることが多かっただけ、という話を後輩にしたら「先輩らしいですね(笑)」と笑われました
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